今日で東日本大震災から9年。仙台市の沿岸部では、早朝から祈りを捧げに来る人々の姿があった。
「海を見て、平和とか今を生きられなかった人たちのためにと思って走っていました」
「日々の幸せを当たり前に思わないように生きていきたいなと。亡くなった方たちのことも思いながら、震災当時のことを忘れがちなこともあるけど、改めて思い出していきたいと思いました」
 新型コロナウイルスの影響で政府主催の追悼式の中止なども決まる中、岩手県と釜石市の合同追悼式は電報の読み上げを取りやめるなど規模を縮小した。