東出昌大の謝罪会見での記者の質問がネットで物議 若新雄純氏、復帰の鍵は『会見が正しかったか』ではなく『本音で向き合ったかどうか』」
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 3月17日、都内で行われたドキュメンタリー映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」の公開直前トークイベントに参加した俳優の東出昌大に対してある記者が投げかけた質問が、SNSで物議を醸している。

 同作でナレーターを務めた東出は、イベント終了後の囲み取材で「この度はお仕事の関係者の皆様に多大なるご迷惑をおかけして誠に申し訳ありませんでした」と謝罪。その後、ある記者が「さんと唐田さんのどちらが好きなんですか?」と質問すると、東出は11秒ほどの沈黙の後「申し訳ございませんが、お相手のこともあるので(答えられません)。また、私の心の内を今ここでしゃべるのは妻を傷つけることになると思いますので、申し訳ありませんがお答えできません」と回答していた。

東出昌大の謝罪会見での記者の質問がネットで物議 若新雄純氏、復帰の鍵は『会見が正しかったか』ではなく『本音で向き合ったかどうか』」
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 コメンテーターの慶応大学特任准教授でプロデューサーの若新雄純氏はこの回答について「誰も傷つけないようにと思って答えたんだと思うんですが、今回のような不倫をしている時点で“誰も傷つけない”ということが不可能なので、誰かを傷つけてしまった上でのコメントとしては意味がなくなってしまっている」と指摘。

 続けて「妻を傷つけないということが最優先なら『今はもう相手のことはこうです』とかはっきり言わないと意味ないですからね。誰も傷つけたくないのであればそもそも(不倫は)しちゃいけないわけですから、誰かを傷つけてしまった上でどう(答えるの)かということが求められているんじゃないかと思う」と、答えとしては不十分だったのではないかと述べた。

 キャスターを務めるテレビ朝日大木優紀アナウンサーは「細かいことを言うと『妻を傷つけることになると思う』という点で、『答え(好きなの)はあちら側の方なの?』と妻側は感じてしまうような微妙な言い回しかなと思う」と妻である杏さんの心中を推測して意見を述べた。

東出昌大の謝罪会見での記者の質問がネットで物議 若新雄純氏、復帰の鍵は『会見が正しかったか』ではなく『本音で向き合ったかどうか』」
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 また、記者の質問についてネット上では「ズバリ鋭い 良い質問だと私は思いました」というコメントもあったが、「杏さんと答えたら『なぜ不倫した』と言われ、唐田さんと答えたら『離婚してから付き合え』と言われる どちらにしても彼を叩かせるための質問」「『どっちが好きか』など妻や子どもたちの心情を考えたらとてもできない質問」など否定的な意見も多く見られた。

 若新氏はこの質問について「極めて“お茶の間的”な下世話な質問だと思います」としつつも「この質問が出てきたのは、きっと会見の中で(東出さんの)本音が全然見えなかったからでしょうね。きちっと謝っているんでしょうけど、何一つ本音を感じられなかったから、ちょっとイジワルな質問でもして何か一つでも本音を引き出そうとしたんだと思います。ただ、近年の色々な謝罪会見を見ていると、『会見が正しかったか』ではなくて、『本音で向き合ったかどうか』が、その後の復帰に繋がっていく気がします。みんな本音を求めている」とコメントした。

(AbemaTV/「けやきヒルズ」より)

▶【動画】東出昌大会見での記者の質問に物議

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