今夜の“閻魔”は超饒舌 前原雄大、満足の1勝に勝利者インタビューたっぷり5分半/麻雀・Mリーグ
【映像】ABEMAでみる
この記事の写真をみる(2枚)

 試合を終えて立ち上がると、すぐさまカメラへ決めポーズを見せた。Mリーグ2019 朝日新聞セミファイナル・3月20日の第2試合で、KONAMI麻雀格闘倶楽部・前原雄大(連盟)がチーム2戦連続ラスの不調期から救う、セミファイナル1勝目を獲得した。

▶映像:前原雄大、勝利の余韻で5分半のたっぷりインタビュー

 この試合の対局者は、前原、渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)、TEAM雷電・黒沢咲(連盟)、セガサミーフェニックス・和久津晶(連盟)の並びでスタート。

 前原は東1局、1回戦トップで波に乗る日向へ8000点の放銃。手痛い失点スタートとなったが、こんなことでは揺れないのもベテランの強み。次局は1人テンパイで3000点を入手すると、南1局1本場は仕掛けて5800点、そして2本場にはタンヤオ・赤2・ドラの1万2000点(+600点)をツモりトップ目に立った。

 その後も攻め手は緩めず、オーラスは自身以外がノーテンで終了するという珍しい幕切れ。前原は今期セミファイナル1勝目、ここまで2戦続けてラスを引いていたチームの再建に貢献した。

 失点を恐れず、大胆に踏み込む戦いぶりは、ベテランの貫禄十分。1人テンパイで終局した勝ち方は、最後まで前原がライバルへプレッシャーを与え続けた成果でもある。この好内容、そしてチーム連敗の窮地を救う勝利に安堵したか、インタビューでの前原はいつもより饒舌だった。

 アガリはものにしたが内容に疑問のある局、また局中のライバルの手の考察など、普段は深く掘り下げずに、煙に巻くようなところがある前原だが、この日は細部に渡り思考を解説、ファンを唸らせた。

 またインタビューの締めでは、ファンへの感謝を長く言葉にし、感謝を伝える一幕も。「(試合後は)SNSを見て帰っていますが、いつもファンの方からの声に力をもらっています。これからも、応援よろしくお願いします」と語りかけていた。

今夜の“閻魔”は超饒舌 前原雄大、満足の1勝に勝利者インタビューたっぷり5分半/麻雀・Mリーグ
拡大する

 レギュラーシーズンではインタビューでほとんど言葉を発することなく、ファンを動揺させたこともあった前原。チーム内で“閻魔”と呼ばれているが、この日は本来、舌を抜く立場であるはずの男が、今夜は実に饒舌に試合を振り返り、またファンへ思いを伝えていた。

 この試合直後にはチームメイト佐々木寿人(連盟)からは「頼もしいおとっつぁんだよ、ホント」とSNSに投稿があった。無頼揃い、自由気ままに見えるチームも、佳境を迎えて結束さらに強まり、ファンと共にファイナルの頂を目指している。

【2回戦結果】

1着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・前原雄大(連盟)4万3500点/+64.5

2着 渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)2万2700点/+2.7

3着 TEAM雷電・黒沢咲(連盟)1万8800点/▲21.2

4着 セガサミーフェニックス・和久津晶(連盟)1万4000点/▲46.0

【3月20日終了時点での成績】

1位 セガサミーフェニックス +175.2(6/16)

2位 渋谷ABEMAS +138.6(6/16)

3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +98.6(6/16)

4位 KADOKAWAサクラナイツ +90.0(4/16)

5位 U-NEXT Pirates +43.6(4/16)

6位 TEAM雷電 ▲180.6(6/16)

※レギュラーシーズン成績から1/2を持ち越し

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。

(AbemaTV/麻雀チャンネルより)

▶映像:今夜の閻魔は饒舌 勝利の余韻で5分半のたっぷりインタビュー

前原雄大、頼もしさたっぷりの勝利
前原雄大、頼もしさたっぷりの勝利

▶映像:才色兼備!瑞原明奈が久々トップ ロングヘアにファンも大喜び

新しいヘアスタイルも好評
新しいヘアスタイルも好評
9頭身アイドル、麻雀プロテストの結果は…
9頭身アイドル、麻雀プロテストの結果は…
この記事の画像一覧
Mリーグ 配信情報まとめ
Mリーグ 配信情報まとめ
この記事の写真をみる(2枚)