東京オリンピック・パラリンピックの“1年程度”の延期合意から一夜明け、国際オリンピック委員会(IOC)の委員からは2021年春に開催する“桜オリンピック”の可能性が指摘された。
IOCのバッハ会長は延期の理由について「選手と関係するすべての人の健康を守るためにこの結論に至った」とインタビューで回答。この2、3日におけるアフリカや南米での新型コロナウイルスの感染拡大が懸念材料だったと明らかにした上で、東京オリンピック開催の意義について「私はこの東京オリンピックが前例のない未知のウイルスを乗り越えた、人類にとっての祝祭になると思っている」と話した。