“在宅勤務要請”でテレワーク出演のハフポスト竹下隆一郎氏と考える「ソーシャルディスタンス」
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 東京都で26日、1日として最多となる47人の新型コロナウイルスの感染が確認された。うち24人は感染経路がわかっておらず、その数は前の日から倍増。こうした状況に小池都知事は、改めて外出自粛を要請した。

【映像】自宅からテレワーク出演の竹下氏

 この動きは東京だけにとどまらず、26日夜に東京に隣接する神奈川、埼玉、千葉、山梨の1都4県の知事がテレビ会議を行い、連携していくことを確認した。この会議に先立ち、それぞれの県知事は県民に対して緊急メッセージを出し、不要不急の外出を自粛するよう要請した。

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 小池都知事は週末の外出だけでなく、平日の仕事を在宅勤務で行うことなども求めている。企業の対策について、ハフポスト日本版編集長の竹下隆一郎氏は「今は重大局面で、企業一社一社の方がかなりの緊張感を持って対応しなければいけない時期」と警鐘を鳴らす。

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 ハフポストでは原則、全社員を在宅勤務にし、竹下氏もこの日の放送は自宅からのテレワーク出演となった。また、対象者がいる取材においてもテレワークにチャレンジしているといい、「取材相手の方に『よかったらZoomやFacebookを使ってビデオチャットで取材させてもらえませんか?』と伝えている。海外ではiPhoneやiPadを使った取材は一般的だが、日本だと“直接会ってこそ取材”という文化があった。しかし、このコロナを機に動画チャットを提案すると多くの方が応じてくれ、『実は私も外に出るのが気になっていた』『そう言ってくれるのを待っていた』と言ってくれる人もいる」と話す。

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 いま欧米を中心に、「ソーシャルディスタンス」という言葉が増えてきているという。ソーシャルディスタンスとは、新型コロナウイルスの感染を防ぐため、人と人の距離を2m以上離すよう求めるもの。竹下氏は「ハフポストのメンバーも『2m離れよう』とやっているが、どうしても難しい場合は手を伸ばして届かない範囲で話そうということをやっている。これは意識の差で、普段きっちり2mを測ることは難しいが、今は距離を取ることが失礼に当たらない空気になっている。勇気を出して相手に言ってみることが大事だと思う」と呼びかけた。

(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)

映像:自宅からテレワーク出演 考える在宅勤務【学校休みの君へ】

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