3月31日、Mリーグ2019 朝日新聞セミファイナルシリーズは全16戦を終了し、以下4チームのファイナルシリーズ進出が決定した。
1位 KADOKAWAサクラナイツ +142.4(+284.7)※セミファイナルシリーズのポイントを半分持ち越し
今シーズンから新規参戦したKADOKAWAサクラナイツ。レギュラーシーズンは、リーグ最多となる41試合に出場したチームの精神的支柱でもある沢崎誠(連盟)を筆頭に“サクラのプリンス”こと内川幸太郎(連盟)が、華麗な手順と正確な読みを武器に終始安定した戦いぶりを見せ、モデル・タレントとしても活躍する最年少Mリーガーの岡田紗佳(連盟)も大舞台のプレッシャーをはねのけて4位通過。セミファイナルではみごとトップ通過を果たした。
内川は「ポイントリーダーを生かして、このまま優勝を目指したい」と意気込み、岡田は「ファイナルが終わった時も首位でいられるように、精一杯闘っていきます!」と桜満開となる物語の最終章をすでに思い描いている。
チームコメント 「 Mリーグセミファイナルが終わり、首位でファイナルに進むことができました! これも応援して頂いたファンの方々のお陰です! ありがとうございます! 4月13日からのファイナルも応援のほど、よろしくお願いします!」
2位 セガサミーフェニックス +86.0(+172.0) ※セミファイナルシリーズのポイントを半分持ち越し
昨シーズン、レギュラーシーズン6位敗退という悔しい思いを糧に、今期はレギュラーシーズン1位通過を決めたセガサミーフェニックス。持ち前のスピードに打点力も加わり「個人スコア」と「最高スコア」の2部門を獲得した魚谷侑未(連盟)、ダイナミックな手筋でファンを魅了し、「4着回避率」No.1の負けない男、近藤誠一(最高位戦)とで個人3部門も独占した。
決して手牌におぼれることのない冷静な選択が信条の茅森早香(最高位戦)、五感を研ぎ澄ませて得た情報を駆使して戦う新規加入の和久津晶(連盟)の4選手で、悲願の栄冠という感動体験を生み出していく。
チームコメント 「泣いても笑っても最後の戦い、ファイナルシリーズがスタートします。引き続きフェニックスらしく戦ってまいりますので、熱い声援のほどよろしくお願い致します」
3位 渋谷ABEMAS +32.0(+64.0) ※セミファイナルシリーズのポイントを半分持ち越し
4チームの中では唯一、昨シーズンのファイナルを経験している渋谷ABEMAS。「ファイナルではもう1つ変身した僕をお見せしますね」という絶対エースの多井隆晴(RMU)を中心に、レギュラーシーズントップ率46%、チームの稼ぎ頭として活躍した白鳥翔(連盟)は「やったる!!!」と早くも戦闘モードに突入している。
20代Mリーガーの若武者、松本吉弘(協会)は「去年忘れたものを取りにきたぞー!!」と燃え、新規加入ながらレギュラーシーズン5勝、セミファイナルでも2勝を挙げた日向藍子(最高位戦)も「最後に勝つ!!!」とチームワークを結集して初タイトルを目指す。
チームコメント 「みなさまの応援のおかげで2年続けてのファイナル進出が決まりました。4月13日からは優勝を目指す戦いが始まります。渋谷ABEMASと最高の景色を見に行きましょう。それまで体調に気をつけて過ごしてくださいね!」
4位 U-NEXT Pirates ▲1.7(▲3.5) ※セミファイナルシリーズのポイントを半分持ち越し
U-NEXT Piratesは昨シーズン、キャプテン小林剛(麻将連合)を先頭に、朝倉康心(最高位戦)、石橋伸洋(最高位戦)という世界中に愛好者を持つオンライン麻雀ゲーム「天鳳」で、天鳳名人位を獲得したプロ3人衆で挑んだが、レギュラーシーズン5位と惜敗した。
今シーズンから新規加入した瑞原明奈(最高位戦)はデビュー戦初勝利、セミファイナルでもチーム初勝利をマーク。石橋にいたってはセミファイナルでトップ3回、2着3回と連対率100%を記録するなど、チームの勢いは増している。天鳳位を2度獲得している朝倉が「しっかりと心身の準備をしてファイナルを迎える」と力強く宣言しているだけに、昨シーズンのような活躍を見せられれば、チャンピオンフラッグは高々と掲げられるだろう。
チームコメント 「セミファイナル全試合が終了。昨シーズン果たせなかったファイナル進出が決まりました!! ここまで応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。ファイナルは4月13日から全12試合。優勝に向かってパイレーツの航海はまだ続きます。引き続き応援お願いします!!」
Mリーグ2019 朝日新聞ファイナルシリーズは、4月13日に開幕する。【福山純生(雀聖アワー)】
開催期間:2020年4月13日(月)~4月21日(火)
開催日程:4月13日、14日、16日、17日、20日、21日(全12試合)






