海外に支援続々 “アフターコロナ”見据えた中国の思惑 「危機を強権政治の利点に転化」 ABEMAヒルズ 2020/04/02 12:52 拡大する 新型コロナウイルスの感染が確認され、事実上の“封鎖”が2カ月以上にわたって続いている中国・武漢。一時人が消えた街は、8日の封鎖解除を前に少しずつ賑わいを取り戻し、経済活動も徐々に再開してきている。【映像】イタリアの街角で鳴り響く中国国歌 強硬な封じ込め対策を進めてきた習近平国家主席。3月10日には習主席が初めて武漢を訪問するなどし、中国国内での収束ムードが広がる中、中国政府は動き出す。 中国政府は感染が急拡大するイタリアに医療チームを派遣。支援が始まると、イタリアの街角で中国国歌が鳴り響く動画が、中国のSNSで拡散されたこともあった。さらに、スロバキアへ検査キットや使い捨てマスク100万枚など、医療物資を支援。セルビアでは、大統領自ら中国の医療サポートチームを出迎えた。イラクでは、中国の支援で新たなPCR研究施設もオープンした。 続きを読む