新型コロナウイルスの感染拡大を防ごうと、将棋界でも対策が進んでいる。4月10日の王位戦挑戦者決定リーグ白組で、菅井竜也八段(27)と藤井聡太七段(17)は関西将棋会館(大阪・福島)で対局を行ったが、対局室の出入り口は全開放。また対局者や記録係は全員がマスクを着用している。
将棋連盟では、東西の将棋会館を休業するほか、先日出された緊急事態宣言を受け、11日から5月6日までは、(1)東西遠征等対局者の長距離移動を含む公式戦の対局は、原則5月7日以降に延期する、(2)東京・将棋会館、および関西将棋会館における対局を1部屋1局以下に抑える、という内容を発表した。
藤井七段も、史上最年少でのタイトル挑戦がかかる棋聖戦の本戦トーナメントも、対局が延期になっている。
(AbemaTV/将棋チャンネルより)