政府は14日、39県について緊急事態宣言を解除した。同日夜の会見で安倍総理は、「2週間前と1週間前を比べ新規の感染が減少傾向にあること、直近1週間の合計で10万人当たり0.5人以下に抑えられていること、さらには感染経路が分からない感染者の発生状況など、総合的に判断することにした」と解除の基準について説明。人口1400万人の東京の場合、週に70人、1日当たり10人となる計算だ。松山市内の病院で医療従事者や患者など20人が感染する集団感染が発生していた愛媛県では、感染経路の徹底的な調査を条件に解除が了承された。