コロナ禍で考えたい人間関係「『共感』でつながった関係は分断を生みやすい」 ABEMAヒルズ 2020/05/18 16:59 拡大する 新型コロナウイルス感染拡大による「緊急事態宣言」が39県で解除され、初の週末を迎えた国内では、これまでと比べると各地で少し人出が増えた。感染拡大前に比べれば大幅に減ってはいるものの、少しずつ人出が増えていることに西村経済再生担当大臣や小池百合子都知事は「緩まないように」「今が頑張り時」としきりに呼びかけている。▶【動画】専門家は「共感は表面的」という指摘も 臨床心理士で心理カウンセラーも務める明星大学准教授の藤井靖氏は「感染者数が減ってきたというのは、我々の頑張りが数字に現れてきたということ。緩むという言い方が適切かはわからないが、日々の生活を少しずつ回復しようという気持ちが表れている」と分析。気持ちの緩みというよりも、少しでも日常生活を取り戻したい行動だとして「第2波、第3波に向けて、あえて緩ませて次に備えるというのも、我々の心を保ったり、長期的に対応していくためには必要」と、適度な緩みの重要性についても指摘した。 続きを読む