<宇都宮競輪場:ワンダーランドカップ争奪戦>◇G3◇12R S級二予A◇22日
S級S班の平原康太(埼玉)と地元・神山拓弥(栃木)の関東ラインに人気が集まった12レース。誰も先頭を取りたがらず、スタートけん制から始まるなど、序盤から激しい駆け引きが。打鐘が鳴って仕掛けたのは、昨年特昇でS級に昇格した113期の山田諒(岐阜)。最終バックストレッチ、中団で山田たちの動きを伺っていた平原が捲りで先頭に出ると、ラインがちぎれるほどの独走状態に。何とか平原についていった神山と芦澤辰弘(茨城)が後に続き、関東ラインが上位を独占した。
準決勝に駒を進めた平原は、「(スタートけん制があったが)前を取りたかったので我慢しました。根田(空史)に早めに行かれると厳しいと思ったので、先にいけて良かったです。(脚の)感触は分からないですが、意地で行った感じ。(レース休止期間中も)自転車には乗っていたけど、500(メートル)バンクにはしばらく乗っていなかったので、そういう不安はありました。明日も一生懸命、決勝目指して頑張ります」と意気込んでいた。
(ABEMA/競輪・オートレースチャンネルより)