「右腕が折れそう…」放送席に衝撃、苦悶のタップを誘った“複雑すぎる”フェイスロック 
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 5月24日に配信されたプロレスリング・ノアの無観客TVマッチ『NOAH NEW HOPE Day1』で、新ユニット「FULL THROTTLE(フルスロットル)」としての初に臨んだ大原はじめが“複雑すぎる”腕固め「ムイビエンロック」を披露。奇妙かつ華麗な一本勝ちに視聴者から「レベチ(レベルが違う)だな」「何てワザだ」など驚きの声が上がった。

【映像】「腕が折れそう…」放送席に衝撃

 前回のTVマッチで、小峠篤司が共闘を表明、吉岡世起と新ユニット「フルスロットル」を結成したばかりの大原はじめ。このジュニアの実力者に気鋭の「NEW HOPE」枠・岡田欣也が挑むという構図。岡田は先日、人気番組「探偵!ナイトスクープ」の企画に家族と出演したことでも話題になり「ナイトスクープを見て来ました」という新規のファンも試合を見守った。

 この日の試合でも、5メートル四方とスタジオマッチ仕様の小型リングで、大原のメキシコ仕込みのジャベ(関節技)の技術が光った。

 テイクダウンから畳み掛け、気がつけばサイド・ヘッドロック。さらに攻めをするりと切り返してアームロック、足もとをすくってSTFなど、多彩なテクニックを次々に披露。劣勢の岡田もテコンドーで培った蹴りで応戦するが、テンポの早い大原のペースが続いた。

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 フィニッシュも圧巻だった。蹴りをキャッチした大原が、張り手から左ハイキック、右腕を掴んで岡田を一回転させると、足を取ってさらに回転させ、右腕を巻き込んだままうつ伏せにしてフェイスロック。ここまで首を重点的に攻められていた岡田は苦悶の表情を浮かべ、たまらずタップをした。

 大原の華麗なワザのオンパレードに「引き出しがエグいなぁ」「うまい!」と視聴者からは称賛の声が相次ぎ、観る側も唖然とするムイビエンロックが決まると「レベチ(レベルが違う)だな」「何てワザだ」「複雑すぎる」と驚きのコメントも多数寄せられた。

 「貫禄勝ち」「真価が出た」とも言われた大原の完勝、さらに容赦ないムイビエンロックに放送席も「これはエゲつない。右腕が折れそうだった」と驚くばかり。さらに「普段見せない決まり手という意味では、大原選手が一枚も二枚も上手だった」と話した。

 このところのTVマッチでの活躍が目立ち、存在感が増している大原に「このリング、大原時代が来るんじゃ?」と、ノア・ジュニア戦線のキーパーソンに挙げる声まであった。

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