35歳でプロデビューした遅咲きの43歳、黒部三奈選手が、修斗の女子スーパーアトム級王座決定トーナメントのタイトルに手をかけた。女性アスリートで40歳を超えてトップ戦線で現役生活を送れる選手は極々少数です。コンタクトスポーツの究極である総合格闘技特有の体力的な要因もあるし、女性の社会的な要因もあるだろうが、男子選手よりも女子選手の方が、現役を続ける難易度が圧倒的に高いのは事実です。