暴動鎮圧のための連邦軍派遣は「絶対にやってはいけないこと。しかしトランプ大統領はあえてやろうとしている」三浦瑠麗氏 NewsBAR橋下 2020/06/11 12:51 拡大する アメリカで白人の警察官が黒人の男性を死亡させた事件で、抗議活動が激化し、略奪などが相次いでいる。トランプ大統領はデモが鎮圧できなければ軍を投入すると警告、国内外に波紋を広げている。6日のABEMA『NewsBAR橋下』に出演したでは、国際政治学者の三浦瑠麗氏と橋下氏が、この問題について議論した。・【映像】三浦瑠麗さんを迎えてアメリカの人種差別問題を考える三浦:黒人の地位向上のための政治運動は、首都ワシントンDCの黒人議員団を通じて支援を要請してきた。しかし、政治に繋がっている人は黒人のうちごくわずかにすぎない。政治へのアクセスからこぼれ落ちてしまった人々の問題は長らく対処されないままだった。そうした中で警官による黒人の不当逮捕、暴力に焦点を当て、2013年に正式結成されたのがBLM(Black Lives Matter)という運動だ。当時はすでにSNSも発達していたので、ハッシュタグを使って自然発生的に賛同者がデモに集まるような、ネットワーク型のゆるい運動である所が特徴だ。しかし、当初から過激な運動スタイルを取っており、既存エリートに取り込まれていなかった。 続きを読む 関連記事