<青森競輪場:国際自転車トラック競技支援>◇G3◇12R S級初特選◇11日
 コロナ感染症対策の一環として、久留米記念に続き“地区内あっせん”での実施となった青森G3国際自転車トラック競技支援。さらに来週、G1高松宮記念杯が控えているということもあり、S班S級不在で明確なV候補がいないため、初日特選も人気が割れる結果に。
 打鐘が鳴って仕掛けたのは、地元の高橋陽介(青森)。それを見て、昨年の台風ボランティアで話題を集めた山賀雅仁(千葉)が最終周回で先頭へ。南関ラインがレースをリードする中、今大会の出場選手の中で最も競争得点の高い長島大介(栃木)が後方から捲ってくるも、高橋がブロックし失速。そんな中、高橋のマークについていた47歳ベテラン・齋藤登志信(宮城)がゴール直前で差し切り、混戦を制した。