<青森競輪場:国際自転車トラック競技支援>◇G3◇12R S級初特選◇11日
コロナ感染症対策の一環として、久留米記念に続き“地区内あっせん”での実施となった青森G3国際自転車トラック競技支援。さらに来週、G1高松宮記念杯が控えているということもあり、S班S級不在で明確なV候補がいないため、初日特選も人気が割れる結果に。
打鐘が鳴って仕掛けたのは、地元の高橋陽介(青森)。それを見て、昨年の台風ボランティアで話題を集めた山賀雅仁(千葉)が最終周回で先頭へ。南関ラインがレースをリードする中、今大会の出場選手の中で最も競争得点の高い長島大介(栃木)が後方から捲ってくるも、高橋がブロックし失速。そんな中、高橋のマークについていた47歳ベテラン・齋藤登志信(宮城)がゴール直前で差し切り、混戦を制した。
人気を落としていた齋藤が勝利を飾ったことで、2車単は40番人気の1万4260円。3連単は309番人気の7-1-8。17万7660円と高額配当となった。
2カ月ぶりのレース出場となった齋藤は、「かなり(レースの)間が空いてしまったので、不安しかなかったです。前も後ろもラインが頑張ってくれたおかげ。明日からまた厳しい戦いが続くと思うので、気持ちを切り替えていきたい。4車立てだったので、(先行の高橋)陽介くんに任せて、自分にチャンスがあるところで、頑張ればと。(勝てたのは)本当にたまたま。こういう状況の中で開催できることに感謝して良いレースが出来るように頑張りますので、テレビの前で応援お願いします」と、ファンへメッセージを送った。
(ABEMA/競輪・オートレースチャンネルより)