オールラウンダーの最強雀士も人の子? Mリーグ2019 朝日新聞ファイナルシリーズ6月18日の1回戦で、この対局を解説していたTEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)が渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)の「クセ」を明かし、ファンも食いつく一幕があった。
東3局、多井はドラの8索を暗刻にした勝負手。しかし画面に一瞬抜かれた表情は、「なんてことのない手」といわんばかりの、しれっとしたもの。
ここで瀬戸熊はすかさず「僕、多井さんと付き合い長いんで、あの顔されたらちょっと警戒します」と説明。さらに「しれっとしてる時の多井さんは速いか高い」と続けて、お互い長いキャリアで戦い続けた間柄であるゆえの「クセ読み」を披露した。
多井はMリーガーの中ではTEAM雷電・萩原聖人(連盟)と並び、対局中の表情が豊かなことでも知られる。この解説にはコメントも「顔芸人の弱点」「バレバレやんw」と反応。トッププロの思考の一部が垣間見えたことで、「こういうの面白いよな、人読み情報」と興味津々の視聴者もいた。
その後、多井はドラ3の手をうまくまとめリーチにこぎつけるも、セガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦)の平和にかわされてしまいガッカリ。
その表情もまたカメラに抜かれ、画面一杯に辛そうな顔が映り、「しょぼはるぅぅぅw」「悔しそうw」「いい顔してるわ多井」と、負けても話題になる多井のキャラクターが表れていた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)







