将棋の名人戦七番勝負第2局の2日目が6月19日、山形県天童市「天童ホテル」で行われている。昨日封じられた52手目から再開した対局は、午後0時30分からの昼食休憩までの3時間30分で、61手目まで進行。初防衛を目指す豊島将之名人(竜王、30)がやや好調という見方が出始めている。
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第1局は、名人初挑戦の渡辺明三冠(36)が激しい終盤を制して先勝。プロ生活20年を迎えた年で、悲願達成に向け一歩前進した。第2局は先手の渡辺三冠が珍しく相掛かりを採用したが、豊島名人がうまく対応しているようだ。
豊島名人は、23日から叡王戦七番勝負に挑戦者として登場。渡辺三冠は、ヒューリック杯棋聖戦七番勝負で藤井聡太七段(17)の挑戦を受けているところで、どちらも複数のタイトル戦を並行して戦う、多忙なスケジュールになっている。
持ち時間は各9時間の2日制。ABEMAでは名人戦七番勝負を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
豊島将之名人 和牛ビーフカレー・サラダ・アイスティー 渡辺明三冠 本鮪ちらし寿司(さび抜き)
【昼食休憩時の残り持ち時間】
豊島将之名人 3時間37分(消費5時間22分) 渡辺明三冠 2時間57分(消費6時間3分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)