
麻雀プロ団体の1つ、日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル「雀王」への挑戦権を争う雀王戦A1リーグ第3節A卓が6月18日に行われ、放送卓(5人打ち)で阿賀寿直が+73.2で卓内トップを取った。
前節登場時、虎柄のマスクで注目を集めた阿賀だが、この日は麻雀でもしっかりとファンを魅了。自身2回戦で6万点超の大きなトップを取ると、最終の自身4回戦でも2度目のトップ。第1節で抱えた負債も見事に完済した。「今まで接戦の2着争いばかりだったので、点数を持っていて選択肢が増える展開がありがたかったです」と、言葉も滑らかだった。
【試合結果】
1位 阿賀寿直 +73.2
2位 矢島亨 +59.0
3位 宮崎和樹 +47.1
4位 角谷ヨウスケ ▲83.7
5位 武中進 ▲95.6
◆雀王 日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル。1年をかけてリーグ戦を行う。最上位のA1リーグ(15人)は全10節を戦い、上位3人が決定戦に進出。前年度優勝の雀王を含めた4人で争う。決定戦は4日に分けて、半荘20回戦を行う。
◆日本プロ麻雀協会 2001年に設立。主なタイトル戦は雀王、雀竜位、女流雀王、日本オープンなど。五十嵐毅代表理事。
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