棋士、女流棋士、さらにはファンの想像の斜め上を行く、まさかの「声だけ出演」が実現した。6月19日に行われた将棋の名人戦七番勝負第2局(山形県天童市・天童ホテル)で、現地の副立会人を務めていた千田翔太七段(26)が、ABEMAの生中継には対局以外で初出演。人形に声をあてるという形での出演となった。
千田七段はこの日、副立会人として現地にいたこともあり、戦況や現地の雰囲気を伝えるべく登場。スタジオから呼びかけた豊川孝弘七段(53)と、アメーバ人形を通した形でトークすると、ファンからは「シュール」「cv.千田翔太」といった声が飛び交った。
豊川七段からも「斬新だね!将棋も斬新だけど」と呼びかけられると、中村桃子女流初段(32)から聞かれた戦況については的確に解説。さすがは通算勝率7割超の実力者といった語りぶりだった。
なお、アメーバ人形は挑戦者の渡辺明三冠(36)のマスクを模したものがつけられるなど、ユーモアに満ちた出演となった。
(ABEMA/将棋チャンネルより)