開幕前、チェアマンが掲げたスローガンは、常にリーグをけん引した。Mリーグ2019 朝日新聞ファイナルシリーズの最終日、6月23日の2試合が行われ、U-NEXT Piratesの逆転優勝により幕を閉じた。その後に行われた表彰式にて、藤田晋チェアマンが今シーズンを総括、またリーグ閉幕を宣言した。
▶映像：震える最終戦のオーラス U-NEXT Pirates、大逆転で初優勝！
藤田氏は冒頭に視聴者やスポンサー企業、スタッフなど関係者一同に深く感謝を述べると、その後は創設2年目の今期を振り返った。「この熱狂を外へ」をスローガンとした今期について藤田氏は、「確実にこの熱狂が外に広がっているような手応えを感じられました。何より、自分自身もそうですが、熱狂している人がさらに熱狂しました。我々がこれだけ面白いと思っているMリーグですので、必ず大きなものになると信じて、これからもこの熱狂を外に広げ続けていきたい」と語った。
また、藤田氏は「（麻雀は）結果が全てと常々思っていますが、Mリーグに熱狂していた日々が素晴らしいかけがえのないもので、結果云々よりもこのシーズンが終わってしまうのが寂しいと思っています」と、チェアマンでありチームオーナー、監督として内部の「熱狂」を感じ続けた藤田氏らしいコメントで、激動のシーズンを振り返った。
今期は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、セミファイナルからファイナルまで延期を余儀なくされた。藤田氏は「コロナによる影響で、新シーズンまでたった3カ月しかありません。さらに面白いものにすべく、そして、辛く厳しいことが多い昨今の世の中で、Mリーグが世の中を元気にしていけるように、素晴らしいものにしていきたいと思っております」と総括コメントを締めて、来期へ向けてリーグ全体の発展を誓った。
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ（各16試合）、さらに上位4位がファイナルシリーズ（12試合）に進出し、優勝を争う。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
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