“新・最速最強”誕生へ!広瀬章人八段、予選無傷の4連勝「強すぎる」「ケタ違い」の声/将棋・AbemaTVトーナメント
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 またも「強すぎる」の声が響いた。将棋の超早指し団体戦「第3回AbemaTVトーナメント」の予選Dリーグ第3試合、AbemaドリームチームVSチーム広瀬が6月27日に放送され、大将戦で広瀬章人八段(33)が鈴木大介九段(47)に三番勝負で2連勝した。広瀬八段は、チーム永瀬との対戦で個人戦連覇の藤井聡太七段(17)にも2連勝。予選4局で無傷の4連勝を果たし“新・最速最強”に名乗りを上げた。

▶動画:広瀬章人八段の強すぎる将棋

 飄々とした様子で、慌てず、確実に相手を追い詰める。対局のルールが持ち時間5分・1手指すごとに5秒加算という超速将棋であることを忘れさせるような、そんな落ち着きぶりだった。個人戦だった第1回、第2回大会と連覇した藤井七段に連勝していた広瀬八段だが、早指し後者の豪腕・鈴木九段を相手にしても、その強さは変わらなかった。

 第1局、後手番から鈴木九段の中飛車にしっかり対応すると、早見え早指しのベテランが繰り出す力技を、片っ端から抑え込んでいった。時間の使い方、攻守のバランス。数々のトップ棋士が秒に追われ、フォームを崩す中、着々と最善手を繰り出し続ける様に、解説していた橋本崇載八段(37)からも「強すぎます」と太鼓判が押された。

“新・最速最強”誕生へ!広瀬章人八段、予選無傷の4連勝「強すぎる」「ケタ違い」の声/将棋・AbemaTVトーナメント

 第2局は、代名詞とも言える居飛車穴熊で必勝を期した。四間飛車で向かってきた鈴木九段の力強い手にも、第1局同様に落ち着いて対応。強烈な一手というよりも、小技の連続で相手を追い詰める展開には、怖さ・凄みすら感じられ、橋本八段も今度は「ケタ違いですね。お手上げです」と表現した。

 圧巻の個人4連勝に「結果としては出来すぎ」と語ったが、チームメイトの青嶋未来五段(25)、黒沢怜生五段(28)も「強すぎる」「安定感が違う」「内容が圧巻」と舌を巻くばかりだ。第1局と第2局の合間のインタビューで、広瀬八段は「強いというイメージを、間違っても植え付けることが重要かなと思うので、個人連勝もキープできるように頑張りたい」と語っていた。もちろん、強いことは間違っていない。4勝0敗という文句なしの成績、その強い内容は、棋士・関係者・ファンたちに根深く植え付けられた。

“新・最速最強”誕生へ!広瀬章人八段、予選無傷の4連勝「強すぎる」「ケタ違い」の声/将棋・AbemaTVトーナメント

◆第3回AbemaTVトーナメント

 持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行い、1回の対戦は三番勝負。3人1組の12チームが、3チームずつ4つのリーグに分かれて総当たり戦を実施。1対局につき1勝を1ポイント、1敗を-1ポイントとし、トータルポイントの多い上位2チーム、計8チームが決勝トーナメントに進出する。優勝賞金1000万円。

◆出場チーム&リーダー

 豊島将之竜王・名人、渡辺明三冠、永瀬拓矢二冠、木村一基王位、佐藤康光九段、三浦弘行九段、久保利明九段、佐藤天彦九段、広瀬章人八段、糸谷哲郎八段、稲葉陽八段、Abemaドリームチーム(羽生善治九段)

ABEMA/将棋チャンネル)

▶動画:広瀬章人八段の強すぎる将棋

個人4連勝の快進撃
個人4連勝の快進撃

▶映像:羽生善治九段、芸人ばりの“ツッコミ”シーン

黄金の右手でバシッ!
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