藤井聡太七段、最年少タイトル獲得に王手!渡辺明棋聖に2連勝 最短7月9日に快挙/将棋・棋聖戦五番勝負
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 将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(17)が6月28日、ヒューリック杯棋聖戦五番勝負の第2局で、渡辺明棋聖(棋王、王将、36)に勝利、今シリーズ2連勝とし、最年少タイトル獲得の偉業に王手をかけた。第3局は7月9日に行われる。

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 激戦の第1局に勝利していた藤井七段は、後手番の第2局で渡辺棋聖が得意とする矢倉の出だしから、5五の地点目指して両者の金駒が早々と集中する激しい展開に。難解な中盤を経て、終盤では一気にリードを拡大。勝負どころを逃さない集中力を発揮。現在、最多の三冠を保持し“現役最強”と呼ばれることもある渡辺棋聖に、堂々たる連勝を飾った。対局後には「序盤はやってみたかった作戦で、積極的に動いていけました。次戦もなんとか気負わずに臨みたいと思います」とコメントした。々しい和服姿での登場は、対局開始直後からファンの反響も呼んでいたが「和服は長時間の対局では初めてで、どんな感じかわからないところはあったんですが、着てみて思ったより快適というか、普段どおりでした」と感想を語った。

 従来の最年少タイトル記録は屋敷伸之九段(48)が持つ18歳6カ月。7月19日に18歳の誕生日を迎える藤井七段だが、7月9日の第3局で勝利した場合は、従来の記録を半年以上更新。将棋界初となる「17歳のタイトルホルダー」誕生となる。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、多くの対局が延期になる中、藤井七段は重要局が集中した6月で、本局を含めて計9局指し、敗れたのは1回だけ。タイトルに関わる大一番が繰り返される中でも抜群の力を発揮している。中2日置いて、7月1日には王位戦七番勝負が開幕。昨期、史上最年長で初タイトルを獲得したベテラン木村一基王位(47)と、30歳差の番勝負に挑む。最年少でのタイトル獲得に加え、一気に二冠達成の可能性もあり、7月も藤井七段の対局から目が話せない日々が続く。

ABEMA/将棋チャンネルより)

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藤井聡太七段、最年少タイトルにあと1勝!
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