超攻撃型麻雀の3人に曲者1人が加わったKONAMI麻雀ファイトクラブ。2018シーズンを4位で終え、今年こそは優勝をと挑んだが、結果はファイナルシリーズあと一歩のセミファイナル5位での終了となった。そのファイティングスタイルが多くのファンに支持される中、来期はどう戦うのか。
▶動画:KONAMI麻雀格闘倶楽部、2019シーズン・セミファイナルシリーズダイジェスト
-セミファイナル敗退から時間が経ちましたが、2019シーズンの振り返りをお願いします。
佐々木寿人(以下、佐々木)
2年目も最初から出だしが良くなくて、ただ1年目でちょっと慣れた部分もあったので、浮上してからは非常に安定した戦い方ができたと思っています。4人体制になって総合力が上がったと思いますし、チームの結束力も上がったと思います。ただ、後半どうしてもバテてしまったので、来期は後半にピークを持っていけるような戦い方ができたらなと思っています。
前原雄大(以下、前原)
今期はとにかく新戦力である藤崎と、高宮の成長、これが一番大きかったんじゃないかなと思います。ただやっぱり出だしが悪いんで、そこだけです。
高宮まり(以下、高宮)
去年よりは、いい姿勢、気持ちで戦うことがまずできたかなという風に思っています。ただ今シリーズはその分、“ここがダメだったな”みたいなのが、すごく形で分かりやすく、去年はどこがどうっていうより、ただただ“勝てないな”ってなっちゃってたんですけど、今年ははっきりと反省点が見えるようになったので、その点を改善していきたいと思います。
藤崎智(以下、藤崎)
ちょっとチームは残念で、セミファイナルの最後、失速してしまいましたけどね。個人的には本当に楽しい1年を過ごさせてもらって。ファンの皆さんとかチーム関係者の方に、本当に感謝しかない1年だったと思います。
-今年はファイナルを逃しましたが、来年以降の戦い方も、ファイティングスタイルを貫くのかなど、構想を教えてください。
佐々木
やっぱりファンの方々に喜んでいただけるような戦いっていうのは、しっかり戦う。どこのチームにもないような、とにかく攻め抜く姿勢をお見せしたいと思います。
前原
寿人と言葉はかぶるんですけど、僕らが常に思ってるのは、“ファンあっての麻雀”ということなんで、やっぱり僕らのスタイルっていうのは、攻めを中心にして、勝っても負けてもそこを中心にしたいなと。
高宮
さっき反省点を改善したいと言ったんですけど、最終的に細かいことはどうでもいいって言われちゃうんで、戦う姿勢だけ忘れないように、ファンの皆様の応援に支えられながら、より良い戦いをしていきたいと思います。
藤崎
チームメイト3人がね、常にファイティングポーズを崩さない姿勢で戦う人種ですからね。僕はやっぱりチームのために、バランスを取れればいいかなと思っていて。もし来年も同じメンバーで戦うようであれば、やっぱり今年と同じように、バランスを取れる選手としてチームの楔になれるといいなと思って、中心選手にはなりませんけども、楔を打てる選手になれればいいなと思っています。
-今年は新型コロナウイルスの影響で思うように麻雀が打てない時期もありましたが、無事リーグが終えられたことと、来期の目標についてお願いします。
佐々木
とにかく再開できたのが非常に嬉しかったですね。皆さん待っていたと思うので、それができて本当に良かったと思うし、ただその舞台に僕らが居られなかったっていうのが非常に残念なので、今度はしっかり喜ばせられるような戦い方で、優勝をぜひ目指したいと思います。









