新星・本田奎五段、初戦で勝利も「めちゃめちゃ緊張しました」／将棋・AbemaTVトーナメント

　プロ将棋界初の早指し団体戦「第3回AbemaTVトーナメント」の決勝トーナメント1回戦、チーム三浦とチーム広瀬が7月11日に行われ、第1局でチーム三浦・本田奎五段（23）がチーム広瀬・青嶋未来六段（25）に勝利、幸先のいいスタートを切った。
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　先手番の本田五段が居飛車穴熊、後手番の青嶋六段が四間飛車・ダイヤモンド美濃の対抗形で始まった将棋は、勢いと切れ味がぶつかりあう激しい戦いに。終盤に定評がある青嶋六段が攻め続けるものの、最後は本田五段がしっかりと勝ちを読み切り鮮やかな勝利。実質的なデビュー年度からタイトル挑戦まで駆け上がった確かな実力を、決勝トーナメント初戦からしっかりと出し切った。対局後は「めちゃめちゃ緊張しました。なんとかうまく指せました。終盤は詰みがある局面で、しっかり指せてよかったです」と、ホッとした表情だった。