＜大相撲七月場所＞◇三日目◇21日◇東京・両国国技館
前頭五枚目の阿炎（錣山）が、前頭六枚目・炎鵬（宮城野）を押し倒して初日を出した。
立ち合い阿炎はいつもの諸手ではなく、右の腕を炎鵬の首元にあてがうようにして勢いを止めると、そのまま、右、左と腕を伸ばして一気に押し倒した。
ABEMAで解説を務めた元前頭・若ノ城は「おそらく（阿炎は）右手で相手が入るのを阻止したのだろう。それが上手く炎鵬の形と合ったので、炎鵬が仰け反るような形になった」と話した。
1月場所では炎鵬に足取りで破れ、悔しい思いをしていた阿炎。今度は炎鵬に何もさせず、名誉挽回の白星となった。一方、炎鵬ファンからは「作戦失敗」「潰された」など無念の声が上がっていた。（ABEMA／大相撲チャンネルより）
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