将棋の叡王戦七番勝負第5局が7月23日、午後2時から始まった。永瀬拓矢叡王(王座、27)と豊島将之竜王・名人(30)の戦いは、ここまで千日手1回、持将棋2回、3局連続で200手以上と記録的な熱戦続き。本局はどんな勝負となるか。両者の過去の対戦は9回あり、永瀬叡王の4勝3敗2持将棋とほぼ互角だ。
▶中継:今度は何が飛び出す?永瀬拓矢叡王 対 豊島将之竜王・名人 叡王戦第5局
第1局から千日手指し直しとなった今シリーズ。第3、第4局にはタイトル戦史上初めて、2局連続での持将棋となり、長時間・長手数での戦いが話題となっている。両者ともタイトルを2つずつ持ち、将棋界をリードする立場だが、対局でも1勝たりとも譲らないという姿勢は崩さない。
永瀬叡王は2009年10月に四段昇段。叡王が自身初のタイトルで、その後に王座も獲得したことで、豊島竜王・名人、渡辺明二冠(36)とともに、複数冠保持者となった。
豊島竜王・名人は2007年4月に四段昇段。2019年度に竜王、名人と相次いで獲得し、史上4人目の「竜王・名人」となった。
本局の持ち時間は各3時間で、先手は永瀬叡王。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)