将棋の最年少棋士・藤井聡太棋聖（18）が7月29日、順位戦B級2組3回戦で鈴木大介九段（46）と午前10時から対局を開始した。藤井棋聖は、初参戦の同級で2戦2勝。順位戦では、今期を含めて計4期で31勝1敗、勝率.969という驚異的な成績を誇っている。本局が初手合となる振り飛車党の豪腕に対して、どんな将棋を展開するか。
名人挑戦へ長い道となる順位戦で、藤井棋聖はデビュー年度のC級2組を10戦全勝で1期抜け。続くC級1組では9勝1敗の好成績を収めながら、同成績で並んだ棋士と前期成績を元にした順位で下回り、昇級を逃した。それでもC級1組2期目では10戦全勝で文句なしの昇級。タイトル経験者も複数いるB級2組でも、2局連続で快勝を収め1期抜けに向けて、突き進んでいる。
対戦相手の鈴木九段は、力強い振り飛車と早見えが特徴の棋士。日本将棋連盟の常務理事も務めている。また、趣味としている麻雀でも、国内最大のプロアマ大会「麻雀最強戦」で優勝し、現・最強位の座についている。
本局の持ち時間は各6時間で、先手は藤井棋聖。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
（ABEMA／将棋チャンネルより）
