<大相撲七月場所>◇十一日目◇29日◇東京・両国国技館
大関・朝乃山(高砂)が、前頭四枚目・輝(高田川)を寄り切りで下し、10勝目(1敗)をあげた。朝乃山は、これで5場所連続2ケタ勝利となった。結びの一番で横綱・白鵬(宮城野)が敗れたことで、照ノ富士(伊勢ヶ濱)とともに3人で首位を並走することになった。
前日、関脇・御嶽海(出羽海)に手痛い黒星を喫し、優勝争いから一歩後退した朝乃山だったが、この日の取組では全く危なげなし。立ち合いからの踏み込むも鋭く、脇を絞っていた輝に対して2本差しての寄り切り。最後はゆっくり拝むように寄り切る、文句なしの勝ち方となった。
ABEMAで解説を務めていた元小結・旭道山は「朝乃山さんが差されるかと思ったら(逆に)2本差した」と驚きを隠さなかった。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)