<大相撲七月場所>◇十一日目◇30日◇東京・両国国技館
大関・朝乃山(高砂)が、前頭五枚目・北勝富士(八角)を豪快なすくい投げで下し、1敗をキープ、今場所11勝目をあげた。
平幕の照ノ富士(伊勢ヶ濱)、横綱・白鵬(宮城野)と優勝争いをする朝乃山は、重量感のある北勝富士と激しい立ち合いから、まわしを探るもなかなか上手が引けない展開に。それでも下手をねじこむと、徐々に十分な体勢を整え、力感溢れるすくい投げ。見た目は派手ながら、安定感では視聴者から「横綱相撲」とも声が飛ぶほどの快勝だった。
これにはABEMAで実況していた船山陽司アナウンサーも「朝乃山、強い!強いですね!」と連呼。解説を務めた元小結・旭道山も「動いていない北勝富士さんを振り回した…」と、その怪力に言葉を失っていた。
明日、十三日目には照ノ富士(伊勢ヶ濱)と1敗同士の直接対決が組まれている。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)