将棋の朝日杯将棋オープン戦一次予選が7月30日に行われ、富岡英作八段(56)と藤森哲也五段(33)が午後7時、対局を開始した。両者とも同日2局目で、勝てば二次予選進出に王手をかける。
富岡八段は、1984年12月に四段昇段。竜王戦5組(1組:1期)、順位戦C級2組。デビュー直後の1985年度に新人賞・勝率第一位賞、2015年度には升田幸三賞を受賞している。午後2時からの対局では、タイトル経験もある藤井猛九段(49)に88手で勝利した。
藤森五段は2011年10月に四段昇段。竜王戦5組、順位戦C級2組。解説時にはスポーツ実況ばりのテンポと語彙力でファンから好評を得ている。午前中に行われた対局では、高崎一生六段(33)と209手に及ぶ大熱戦を繰り広げた。
振り駒の結果、先手は富岡八段。ABEMAでは、この対局を終了まで生放送する。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度に藤井聡太七段が2連覇している棋戦としても知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)