東京・両国国技館で行われている大相撲七月場所の十三日目。幕内の土俵入りを終えると、館内へのアナウンスとともに新型コロナ感染防止啓発の懸賞旗スタイルの告知旗が登場した。予定であれば横綱土俵入りの後に登場予定だったが、きょう十三日目から横綱・白鵬(宮城野)が休場となっており、横綱土俵入りは行われず、幕内の土俵入り後の登場となった。
奇しくもきょう、東京都ではきのうの367人を上回る463人の新型コロナウイルスへの感染者を確認。1日での過去最多を更新したばかりだった。これはきのう、東京都の小池都知事が「感染拡大特別警報」を発表した会見の中で「懸賞旗スタイルの告知旗を掲出する」と明らかにしていたものだ。
「ステッカーのある安心なお店に」
「手洗いの徹底、マスクの着用」
「3密を避けましょう」
「距離を保ちましょう」
「感染しない、させない」
5つの懸賞旗スタイルの告知旗が登場すると、館内に「東京都からのお知らせです。東京都および日本相撲協会は、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けて連携して取り組んでいます。現在、東京都では新型コロナウイルスの感染拡大特別警報が出ております。感染拡大防止のため、虹色ステッカーのある安心なお店を利用しましょう。事業者様は、ガイドラインを守り、感染防止対策を行い、虹色ステッカーの提示を行いましょう。東京都ホームページから申請できます…」などのアナウンスが流れるとともに、土俵上を告知旗が一周した。
この新型コロナ感染防止啓発の懸賞旗は十両の土俵入り後にも一度登場しており、幕内前半取組後にももう一度、計三回登場。その後、8月2日の千秋楽まで同様の形で感染防止を呼び掛ける予定だ。(ANNニュース)
■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上”西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・現役女子高生の「リアルすぎる日常」をのぞき見
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?