藤井聡太棋聖、子ども記者の質問から課題を真剣に考える「長距離走は全然ダメ。対局に向けては持久走も鍛えなければ」 将棋木村一基,藤井聡太 2020/08/19 07:00 拡大する 快進撃を続ける将棋界の最年少棋士・藤井聡太棋聖(18)も思わずたじたじの質問だ。8月19、20日に行われる王位戦七番勝負第4局を前に、18日に行われた記者会見で、西日本新聞「こどもタイムズ」の小学生記者から「足の速さ」について聞かれると「昔は短距離走は得意だったんですが、長距離走の方は全然ダメ。対局に向けては持久走の方を鍛えなければ」と苦笑いした。【動画】藤井棋聖、子ども記者の質問にたじたじ 木村一基王位に3連勝し、あと1勝で最年少二冠・八段昇段を果たす藤井棋聖も、微笑みながら困った。子ども記者から飛んできたのは「走るのが速いと記事で見ましたが、長い対局で体力作りに何か気をつけていることはありますか」というもの。藤井棋聖は中学生時代、50メートル走で6秒8を記録。詰将棋を解くスピードも断トツだが、隠れた俊足ぶりでも知られていた。ただ、この質問で短距離こそ得意なものの、長距離は苦手だということが判明。さらに「体力も落ちている気がする。これから長い持ち時間の対局も多いと思うので、それに向けて体力作りも過大なのかなと思っています」と、想定外の質問にも真摯に答えた。 続きを読む 関連記事