破竹の勢いで将棋界の記録を次々と塗り替える藤井聡太棋聖(18)。最近ではタイトル戦で着こなす和服姿も様になり、タイトルホルダーの風格が漂ってきたと評判だ。そんな藤井棋聖が、指し手ではなく羽織に手こずるシーンが中継されると、「かわいすぎる」とギャップ萌えするファンが続出。解説を務めた先輩棋士も、思わず親戚のようなコメントを発する場面が誕生した。
ギャップ萌えのシーンが生まれたのは、8月19日に行われた王位戦七番勝負第4局の1日目。封じ手のタイミングも近くなってきたころ、トイレのためか離席した後に戻ってきた。脱いでいた薄緑の羽織を着ようとしたが、ここからちょっとした苦労が始まった。まずは、羽織の袖を通す部分を探すところから。ABEMAの中継で解説していた橋本崇載八段(37)が「どう着ていいか、わかんない状態になってるんじゃないの?」と説明したように、羽織の表裏や向きをしばらく探した。無事に袖を通すことに成功し、橋本八段も「そうそう、それが正解」などと見守ると、聞き手の山根ことみ女流二段からは思わず「お父さんみたい」と笑いも起きた。
ところが難所は次だった。羽織の留め具だ。橋本八段が「ちょっと引っかかりが悪い時があるんですよね。小さいんですよ」というように、藤井棋聖は慎重に引っかけようとするものの、なかなか成功せず。ようやくできた時には橋本八段も「はい、よくできました」と、ひと安心だった。
この一連の仕草ややり取りに、ABEMAの視聴者からは「かわいすぎる」「襟を直して差し上げたい!」と興奮気味の声が多数寄せられると、橋本八段についても「和服実況w」「保護者w」「子を見守る親目線」といった感想も出ていた。
18歳にもなり凛々しさも出てきた藤井棋聖だが、あどけなさ残る中学生でのデビューから見守るファンにとっては、何気ないことに困る様子もギャップ萌えの高ポイントのようだ。
(ABEMA/将棋チャンネルより)