<松戸競輪:燦燦ダイヤモンドカップ>G3◇7R S級予選1◇22日
 地元・岩本俊介(千葉)が逃げ切り、白星発進を決めた。
 打鐘が鳴り、人気の岩本が後方から捲くって最終周回で先頭へ。ゴール直前で番手の山賀雅仁(千葉)が迫るもあと一歩及ばず、見事逃げ切った。2車単は1番人気の3-4、170円。3連単も同じく1番人気の3-4-1、350円と本命決着となった。        
 地元ファンの期待に応えた岩本は、「お客さんが入っているレースが久しぶりだったのですが、お客さんがいるほうが競輪はいいですね。雨があまりにも強かったので気になったけど、みんな同じ条件なので。スリップしてバランスを崩したが、同じタイミングで(連携した)山賀さんもスリップしたらしく。その辺も息がピッタリでした。(直前で雨が強くなったが)作戦を変えようとかはなかった。どんなに強引でも外に踏もうと思っていた。そのほうが自分の持ち味が出るので。今日は思わず(テンションが上がって)お客さんに手を上げてしまったが、もっと良いところでお客さんに手を上げられるように頑張ります」と意気込みを語った。