(王者がトーナメント制覇。名実ともにトップであることを示した遠藤)
有言実行の優勝だった。DDT恒例のシングルトーナメント「KING of DDT」を制したのは、現KO-D無差別級王者の遠藤哲哉。初戦で彰人に足元をすくわれたものの、敗者復活戦で勝ち残ると準々決勝ではベテラン・田中稔を撃破し、8.23後楽園ホールでのファイナル(準決勝・決勝)に駒を進めた。
準決勝で対戦したのは、このトーナメントで竹下幸之介を下し勢いに乗る樋口和貞。遠藤は序盤から樋口のパワーに苦しんだものの、スタンディングの状態から仕掛ける変形のゆりかもめでレフェリーストップを呼び込んだ。