羽生善治九段、2年ぶり“タイトル100期”挑戦に王手!丸山忠久九段との激闘制す/将棋・竜王戦挑決三番勝負 将棋羽生善治 2020/08/25 21:40 拡大する 将棋の竜王戦七番勝負第2局が8月25日に行われ、羽生善治九段(49)が丸山忠久九段(49)に勝利、シリーズ成績を1勝1敗のタイに戻した。羽生九段は最終局となる第3局に勝利すれば、2018年度の竜王戦以来2年ぶりに「タイトル100期」へとつながる挑戦権を得る。第3局は9月19日。【動画】羽生善治九段、タイトル100期への挑戦権に王手! 将棋界のレジェンドが、誰もが到達できないような大記録に一歩前進した。第1局を落とし、負ければ終了の三番勝負第2局。後手番の羽生九段は、先手の丸山九段が得意とする角換わりを受けて立つと、お互いがっちり囲いあった重厚な中盤を経由。終盤に向けて丸山九段の攻めに対して確実な対応を見せると、一気に反撃を開始。優勢ながら一手間違えれば逆転される危険もある難解な終盤だったが、一直線の寄せを見せて華麗に勝ち切った。 続きを読む