豊島将之竜王、永瀬拓矢叡王に快勝!記録的なロングシリーズ、史上初の第9局へ 合計手数記録も「1307手」に更新/将棋・叡王戦七番勝負 将棋永瀬拓矢,豊島将之 2020/09/06 20:41 拡大する 将棋の叡王戦七番勝負第8局が9月6日に行われ、豊島将之竜王(30)が永瀬拓矢叡王(王座、28)に勝利、シリーズ成績を3勝3敗2持将棋のタイに戻し、決着は最終第9局に持ち越された。【動画】豊島竜王、永瀬叡王に勝利!記録的ロングシリーズ、最終の第9局へ 負ければ挑戦失敗と追い込まれていた豊島竜王だったが、角換わりの出だしとなった本局で、序盤から起きた攻め合いで主導権を握ると、その後もリードも拡大。持ち時間でも常に余裕を持って指し続けると、なんとか粘ろうとする永瀬叡王に逆転のきっかけを与えず、そのまま力強く勝ち切った。直近10局(公表分)では2勝8敗と大きく負け越すなどスランプ説も上がっていたが、史上4人目となる竜王・名人も達成した実力者が、土壇場で本来の力を見せる快勝劇を演じて見せた。対局後、豊島竜王は「2勝3敗という状況だったので、なんとか第9局に行けるようにと思っていました。フルセットになってホッとしました。盛り上げるという意味では、役目が果たせたというところでしょうか」と安堵の表情を見せていた。。 続きを読む