予測不能の「6-5-4のダブルプレー」が現実のものとなり、ファンの間で話題を呼んでいる。
問題のプレイが起こったのは9月5日に行われた千葉ロッテマリーンズ対福岡ソフトバンクホークスの一戦。1死1、2塁の場面でロッテの安田尚憲が打ち上げた小フライが、ソフトバンクの遊撃手・川瀬の前にふらりと上がった。
ボール目がけて勢いよく前進した川瀬だったが、わずかに及ばずショートバウンドに。これをグラブで弾いた川瀬が素早く拾い上げて三塁へ送球してまずフォースアウトが成立。さらに三塁手・松田が二塁に送球して2つ目のフォースアウトも成立し、非常に珍しい「6-5-4のダブルプレー」となった。
ダイレクトでの捕球が難しいと判断され、インフィールドフライが宣告されなかったことで起こった珍事に対して、ABEMAでゲスト解説を務めたロッテのファン歴25年という野球好き芸人、お笑いコンビ・トータルテンボスの藤田憲右も「普通、6(遊撃手)に飛んだら、4-3に行きますもんね。すごいな…もう今後野球界でもなかなか出ない(プレー)では」と驚きを隠せない様子だった。(ABEMA『バズ! パ・リーグ』)