“最長の七番勝負”最終章は夜戦に突入 永瀬拓矢叡王 対 豊島将之竜王 タイトルを手にするのはどっちだ/将棋・叡王戦七番勝負 将棋永瀬拓矢,豊島将之 2020/09/21 18:42 拡大する 将棋の叡王戦七番勝負第9局が9月21日、東京都渋谷区の将棋会館で行われている。初防衛を目指す永瀬拓矢叡王(王座、28)と、奪取を狙う豊島将之竜王(30)の戦いは、3勝3敗2持将棋という激闘の末、フルセットに。千日手を含め、都合10局目を制してタイトルを手にするのはどちらだ。【動画】歴史的なロングシリーズ・叡王戦七番勝負第9局 永瀬叡王はタイトル2期、豊島竜王はタイトル4期。両者とも、全てが挑戦者としてタイトルを奪取してのもの。永瀬叡王は、この叡王戦七番勝負が自身初のタイトル防衛戦だ。譲らない戦いは第1局から千日手、指し直しになると、第2局と第3局は通常の対局でもなかなか成立しない持将棋・引き分けに。同世代の両者が、妥協なき戦いを繰り広げた結果が、第8局までに1307手という七番勝負での史上最多手数になっている。 続きを読む