<伊東競輪場:共同通信社杯>G2◇12R S級決勝◇21日
九州4車ラインを生かし、中本匠栄(熊本)がビッグレース初優勝を飾った。
九州勢4人対5人の単騎という類を見ない細切れ戦となった決勝戦。九州勢がレースの主導権を握る中、人気の脇本雄太(福井)が赤版周回で後方からスピードを上げて先頭に迫るも、山田にブロックされて大きく後退。それを見て、新田祐大(福島)が発進するも、再び山田がけん制。新田が押し上げられてしまった影響で、後ろを走っていた吉澤純平(茨城)が落車するアクシデントが。山田は1着で入線したものの押し上げにより失格。山田のマークにつけていた中本が繰り上がる形で、G2のタイトルを手にした。