いまや日本球界屈指のホームラン・アーティストとして、全プロ野球ファンを虜にしている福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐。きのうまでに今シーズン24本のホームランを放っている柳田だが、中でも、プロ野球解説者の里崎智也氏が「今シーズンで一番では」と絶賛するホームランが飛び出した。
里崎氏によると、それは9月10日に行われた楽天とソフトバンクとの一戦で放った一発。楽天・牧田がアンダースローから投じたカーブが真ん中からインコースよりに入ってきたところを逆方向の左中間スタンドに運んだ一発だという。
この一打について「柳田といえば遠くに飛ばすというのが注目されがちだけど…」と切り出した里崎氏は「今年、何気にコレが一番スゴイんちゃうかな…」と絶賛。
その理由について里崎氏は「99キロの遅い球を左中間、反対方向にホームランって簡単に打てない。バランス、力、伝わり方、角度が完璧にならないといけない。遅い球を引っ張るのは簡単なんだけど、反対方向はそんな簡単に打てない。何気に今年一番柳田の凄さが分かるホームラン」と話し、4つの条件がすべて揃った素晴らしい一打であったと振り返った。(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)