将棋の王座戦五番勝負第3局が9月24日に行われ、永瀬拓矢王座(28)と久保利明九段(45)が現在対局中だ。シリーズ成績は1勝1敗の五分で、通算の対戦成績では5勝2敗と永瀬王座がリード。タイトルに王手をかけるのはどちらか。
【中継】勝てばタイトルに王手 永瀬王座 対 久保九段 王座戦第3局
永瀬王座は、将棋界の中でも非常に研究熱心で、藤井聡太二冠(18)とも研究仲間であることが知られている。確実な勝ちを目指し、粘り強さにも定評がある。また棋力が拮抗するほど、千日手は生まれやすいものという考えで、実際に対局数における千日手の発生率は他の棋士に比べて非常に高い。
久保九段は、アマチュアにはファンが多い振り飛車の使い手の中でも、トップクラスの棋士の一人。現在、タイトルホルダー4人は全員居飛車党。久保九段が一角を切り崩せば、振り飛車の存在感を示せることにもつながってくる。
戦型は永瀬王座が居飛車・穴熊、久保九段は三間飛車で始まった。永瀬王座は飛車を2筋から4筋に、久保九段も3筋から4筋に変えるなど、攻めの糸口を探るような進行になっている。
本局の持ち時間は各5時間。振り駒の結果、先手は永瀬王座。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
永瀬拓矢王座 仙台牛ハンバーグ温野菜添え 久保利明九段 仙台牛ハンバーグ温野菜添え
【昼食休憩時の残り持ち時間】
永瀬拓矢王座 3時間14分(消費1時間46分) 久保利明九段 3時間37分(消費1時間23分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)