出版物の“総額表示”義務化に不安の声も 赤松健氏「中小出版社と大手出版社の間にある温度差が問題」 ABEMAヒルズ 2020/09/30 10:00 拡大する 「#出版物の総額表示義務化に反対します」。今インターネット上ではこのハッシュタグをつけ、「出版業界が立ち行かなくなる」と懸念の声が上がっている。【映像】出版物の“総額表示”に不安の声 2004年に行われた消費税法の改正から総額、つまり税込み価格の表示が義務付けられていた。しかし、出版物は長く販売されることから、増税の度に総額が表示されたカバーを印刷し直すと莫大なコストがかかってしまう。そこで「スリップ」と呼ばれる、本にはさまれているしおりに表示することが認められていた。さらに、2013年にはその総額表示が免除となる「特別措置法」も制定されていた。 続きを読む