将棋の朝日杯将棋オープン戦一次予選が9月30日に行われ、森内俊之九段(49)が岡崎洋七段(53)に92手で勝利した。森内九段は午後7時から行われる一次予選決勝へと進出する。
永世名人の有資格者である森内九段は、岡崎七段が矢倉に構えたのを見ながら、自身も得意の矢倉で、相矢倉の出だしに。中盤から終盤にかけての攻め合いでは一時、岡崎七段にペースを握られたかに見えたが、そこから見事の挽回。優勢に立つと、際どいところで岡崎七段の攻めをかわし、確実に相手玉を寄せ切った。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度に藤井聡太二冠が2連覇している棋戦としても知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)