日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、鳳凰戦A1リーグの第8節B卓が10月2日に行われ、前田直哉が卓内トップを取った。
10人参加のリーグ戦で暫定1位の西川淳、2位の吉田直、7位の前田、8位の瀬戸熊直樹という上位、下位の組み合わせになったB卓だったが、快調に飛ばしたのは前田。西川、吉田にマイナスを背負わせる理想的な展開で卓内トップを取り、自らのマイナスポイントは完済。やや縦長だったリーグを、一気に混戦へと引き込んだ。「前節大きなプラスから減らしてしまっていたので、今節は浮いていても焦らず落ち着いていこうと思っていました。すぐ来週も試合なので、今日の調子でいきたいです」と、調子の維持を目指していた。
【試合結果】
1位 前田直哉 +59.7
2位 瀬戸熊直樹 +0.8
3位 西川淳 ▲12.0
4位 吉田直 ▲49.5
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)




