将棋の早指し棋戦・将棋日本シリーズ JTプロ公式戦の準決勝第1局が10月4日に行われ、永瀬拓矢王座(28)が斎藤慎太郎八段(27)に117手で勝利した。永瀬王座は、初出場で決勝進出。2連覇中の渡辺明JT杯覇者(名人、棋王、王将、36)と豊島将之竜王(叡王、30)を待ち構えることになった。
角換わりで始まった一局は、永瀬王座が序盤、中盤とうまく指し回し、少しずつリードを獲得。両者持ち時間がなくなり30秒将棋になったところでは、一瞬挽回されたかに見えた局面もあったが、その後は安定感抜群の内容で終盤力のある斎藤八段に逆転を許さず、勝ち切った。
(ABEMA/将棋チャンネルより)