2年目は開幕日から自信たっぷり！モデル雀士・岡田紗佳、自らデザインのユニフォームで初勝利／麻雀・Mリーグ | 麻雀 | ABEMA TIMES

　昨年とは一味違う堂々とした打ちっぷり。ライバルの猛追に苦しみながらも、しっかりリードを守り切った。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2020」10月5日の第2試合で、KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳（連盟）が打撃戦を制し、今期初勝利を挙げた。

【動画】開幕日の勝利に満面の笑みを浮かべた岡田紗佳

　この試合の対局者は起家から、EX風林火山・勝又健志（連盟）、岡田、TEAM雷電・萩原聖人（連盟）、KONAMI麻雀格闘倶楽部・藤崎智（連盟）の並びでスタート。

　岡田は東1局、東2局と連続で一発のアガリ。特に後者のアガリは難しい手順をしっかりまとめたツモアガリで、解説の土田浩翔（最高位戦）も思わず「素晴らしい！」と手放しで称える好内容だった。

その後はチャンス手に溺れず、撤退判断もバッチリ。「岡田、落ち着いてる」「自信持って打ってる」と、ファンからも昨年からの成長を感じるコメントが投稿された。

　南3局にはリーチ・平和・ツモ・赤ドラの5200点をツモ。これで持ち点を4万点台へ乗せると、オーラスは親番藤崎の猛チャージを振り切って、今期1勝目を獲得した。

　昨年の岡田は初勝利が開幕から9日目と遅く、ようやくつかんだ勝ちに涙した。またその後も緊張の連続で、過呼吸を起こすなど精神的にもかなり負担が大きかったように見えた。今年は1回戦目で内川幸太郎（連盟）がラスを引いた直後の開幕2戦目で、抜群の押し引きバランスを見せ、見事に逃げ切り勝利を手にした。

　開会式では「本当にいっぱい練習して、去年とは違う開幕を迎えられそうです」と意気込みを語っていた岡田、その通りに成長度合いを披露する、内容の伴った勝利となった。インタビューでは「去年ファイナルにいけた経験値や、オフシーズンの練習が活きた」と、良い形でシーズンに入れている手応えを口にした。ファンへ向けては「応援してるよって声が聞きたいです！」と笑顔でコメント。新しいカラーバリエーションである白のサクラブレードを2本手にして、次戦以降の健闘を誓った。

　今期のユニフォームのデザインは岡田がデザインしたもの。「いろいろな人に着ていただけるように、どちらかと言えば白が周りにきて、誰にでも合わせやすいように」と作られた。緊張に悩んだ昨年とはガラリと変わり、自信を持って麻雀もファンサービスも取り組んでいる岡田が、今期チーム躍進のカギとなるか。