麻雀だけでなく、見た目でもファンを盛り上げるのがアマゾネス流だ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2020」10月6日の第2試合に出場したセガサミーフェニックス・和久津晶(連盟)が、開幕に向けて紫シャンプーで仕上げたというド派手な“宇宙人ヘアー”を披露した。
麻雀界でも随一の美意識の高さを誇り、毎日500回の腹筋をこなすストイックさで知られる“超攻撃型麻雀アマゾネス”こと和久津。華麗な着こなしや独創的な髪型など、ギャル雀士としての強烈な個性で多くのファンから熱い支持を集めている。
6日の第2試合が今シーズン初出場となった和久津は、入場シーンで早くも視聴者を沸かせる。Mリーグのアンセムが鳴り響く中、誰よりも目立つ鮮やかなブルーの髪色で対局場に姿を現し、凛々しく、かつ丁寧に一礼。中継のコメント欄には「青髪!?」「かっこいい」「青髪アマビエゾネス様!!」「気合入ってるねえ」「宇宙よりの使者」といった感想が殺到し、個性的なツートンカラーのヘアスタイルで登場した渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)との「髪型対決」に注目する声も寄せられた。
ファンの興奮も冷めやらぬ東1局から、赤ドラを3枚使い切ったタンヤオ・赤3・ドラ2の1万2000点という華麗なアガリを披露した和久津。その後、赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(協会)に逆転されたものの、最終盤まで見せ場を作りシーズン初戦を上々の2位で終えた。
今シーズンより行われることになった2位の選手の試合後インタビューで、和久津は「開幕に向けてアッシュシルバーの髪に紫シャンプーを続けていったら、なぜか青になったという……不思議な青です(笑)」と髪色について言及。さらに「本当は宇宙人っぽい色になる予定だったんですけど、“セガサミーブルー”になってしまいました」と茶目っ気たっぷりに事情を明かすと、ファンからは「宇宙人は草」「十分宇宙人です!」「青になっちゃったのね笑」「凄い綺麗」「笑顔がかわいい」といったコメントが相次いだ。
2019シーズンにセガサミーフェニックスに加入した和久津だが、1年目は慣れない環境もあって序盤に調子を崩し、個人スコアは▲130.0の19位と苦しい戦いとなった。開幕前には監督からキーパーソンに指名され、自身もチームの浮沈について「私次第」と語ったように、今シーズンにかける思いは誰よりも強い。42歳という年齢を超越した“永遠のギャル雀士”は、麻雀にもファッションにもますます磨きをかけていく。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)
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