日本プロ麻雀連盟の女流プロ最高峰タイトル「女流桜花」への挑戦権を争う女流桜花Aリーグの第6節A卓が10月5日に行われ、内田美乃里が卓内トップを取った。
一進一退の攻防が続いたA卓だが、最終卓に抜け出したのが内田。全員テンパイの南3局で変則3面張からツモアガリすると、続くオーラスでもツモリ四暗刻と見せ場を作ると、最終的には出アガリで5万点オーバーのトップ。トータル順位も上げ、プレーオフ進出に近づいてきた。「攻撃力の高い人が揃っていたので、極力我慢して凌いで打ったのが良い結果に繋がりました」と、自らも我慢の麻雀に手応えを感じていた。
【試合結果】
1位 内田美乃里 ＋34.4
2位 稲岡ミカ ＋1.0
3位 松岡千晶 ▲2.7
4位 仲田加南 ▲32.7
◆女流桜花 2006年度に設立された、日本プロ麻雀連盟所属の女流プロによる1年のリーグ戦。上位20人がAリーグで、年間成績上位3人が前年度の女流桜花と3日間、半荘12回に女流桜花決定戦を行う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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